人事ばたけ

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ブラック企業を通報する方法とブラック企業対策について

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労働基準関係情報メール窓口ってご存じでしょうか?労働基準関係情報メール窓口では、労働基準法などの違反が疑われる事業場の情報をメールで報告することができます。


勤務先の会社が割増賃金等を正しく払ってくれないとか、そもそも残業代を支払ってくれない等、労働基準法違反の相談する場合には、直接、最寄りの労働基準監督署に訪問して相談することがいいのですが、労働基準監督署に訪問する時間がない人にとっては、「労働基準関係情報メール窓口」を利用することが効果的です。


労働基準関係情報メール窓口で労働基準法違反等の情報を報告する場合に重要なことは、投稿内容に信憑性を持たせることです。

 

例えば、具体的にどのような違反をしているか、そして、その違反の「証拠書類」があるかどうかがです。また、情報提供があったことを事業場に通知することの可否の選択で「匿名だが、情報提供内容(メールの内容)を明らかにしてよい」を選択した方が、労働基準監督署が調査に乗り出す可能性が高まります。

 

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www.mhlw.go.jp

 

次に、労働基準監督署が調査に来た場合に何を確認するのか?

 

労働基準監督署は、残業代が正しく計算されているかどうかを確認するために、「タイムカード(勤怠管理簿)」と「パソコンのログデータ」の乖離を確認します。

 

例えば、タイムカードとパソコンのログデータで乖離があり、会社側がその乖離について、合理的な理由を説明できない場合は、賃金不払いとみなされる可能性が高くなります。

 

最近は、タイムカードとパソコンのログデータの乖離を出さないように対策をしている企業が増えてきていますが、まだまだ乖離がある企業が多いのが実情です。

 

このように、会社員にとっては、タイムカードとパソコンのログデータとの乖離があれば、それが残業代未払いの証明となり得る可能性が高まります。

 

※タイムカードとパソコンのログ履歴との乖離が30分以上ある場合、指導対象となる可能性が高いです。

 

昨年度のニュースで、タイムカードとパソコンのログデータとの乖離があったため、千葉県の旧水道局の職員に対して約4,000万円の未払いがありました


もし、未払い残業の可能性がある場合は、パソコンの起動時刻と終了時刻のログデータで労働時間を証明するようにしましょう。