人事ばたけ

転職活動経験や人事や労務管理等に関する情報を発信するブログ

退職日はいつにするのが得なのか?資格喪失日の落とし穴

f:id:asologu:20200204235710j:plain

会社勤めの方が退職した場合、退職した月は厚生年金保険や健康保険に加入なのか?実は、資格喪失日によっては健康保険料や厚生年金保険料の徴収方法が変わります。そこで今回は、退職日の資格喪失についてまとめてみました。

 

被保険者期間のルール

被保険者期間は資格を取得した月からその資格を喪失した日の属する月の前月までを被保険者期間として算入します。

 

つまり、健康保険や厚生年金保険は月末現在で健康保険に加入しているのか、厚生年金に加入しているのかを決定します。一方、健康保険や厚生年金は退職日の翌日に資格を喪失します

 

例えば、1月31日付で退職した場合、健康保険や厚生年金保険は2月1日付けで喪失となります。この場合は1月は健康保険、厚生年金保険の被保険者です。

 

一方、1月20日で退職した場合は、退職日の翌日は1月21日となります。この場合は12月までが健康保険、厚生年金保険の被保険者です。つまり、1月は国民健康保険(任意継続も含む)や国民年金に加入しなければいけないことになります。

 

資格喪失のポイント

健康保険料や厚生年金保険料は前月分の保険料を徴収するルールになっています。例えば、会社の給料支払い方法が末締めの翌月20日払いの場合、1月20日に退職したら、2月の給料からは健康保険料や厚生年金保険料は徴収されないことになります。

 

賞与の場合も同様です。例えば、12月31日に退職した場合は、賞与から健康保険料や厚生年金保険料を徴収しますが、12月30日に退職した場合は賞与から健康保険料や厚生年金保険料は徴収しません

 

退職日は個人で決めるものですが、末日退職が主流となっています。どっちがメリットがあるとは一概に言えませんが、両方のメリット・デメリットを考慮したうえで、慎重に退職日を決める必要があります。