人事ばたけ

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パソコンのログ記録は防衛術になり得る話

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あなたの会社はブラック企業ですか?と聞かれたらどのように答えるだろう。

そもそもブラック企業の定義は個人の価値観によって変わるものだと思う。長時間労働の会社ではあるがその労働時間分の賃金は1分単位でしっかりと払い、かつ、健康にも十分配慮している会社は、ブラック企業と言えるのだろうか?

 

一方、労働に対する賃金を支払わない会社はブラック企業と言えるだろう。定額残業代○万円、後は残業しても払わない会社等。後、残業代を30分単位で支払い、それが違法だと認識していない会社も多いと思われる。以前の記事でも書いたが、税法や会社法はしっかりと守るのに、労働基準法を軽視する会社が本当に多い。

 

では、勤めている会社が割増賃金を支払ってくれないブラック企業だった場合はどのように対策をしたら良いのか?

 

労基がよく確認するのは「PCのログ履歴」である。実際の出勤簿とPCのログ履歴で乖離(一般的には30分以上の乖離)があり、会社側から合理的な理由を説明できない場合、賃金不払いとみなされる可能性が高い。合理的な理由とは、会社側がその乖離時間が明らかに労働時間ではないことを証明する必要があります。つまり、時間外労働に対して割増賃金を支払ってくれない企業に勤めている場合は、ログ履歴と出勤簿との乖離があれば、それが残業代未払いの証明となり得ることになります。

 

また、営業職等で外回りの方は、ラインで勤務終了した証拠を残すことがおすすめです。例えば、「仕事終わりました帰ります」等の証拠を残すことが後々役立ちます。

 

このようにパソコンのログ履歴は非常に重要な証拠となります。最近では、出勤簿とPCのログ履歴を乖離させないような取組をしている企業も増えてきています。

 

出勤簿とPCのログ履歴を重要視している会社でしたら、残業代をちゃんと支払ってくれる会社かもしれませんね。