人事ばたけ

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離婚したときは年金分割がまっています・・・

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日本では、約35%で離婚するという数値が出ています。そこで、離婚した場合の年金分割制度について説明します。

 

○ 3号分割制度
 国民年金の第3号被保険者(つまり、配偶者のこと)であった方からの請求により、平成20年4月1日以後の婚姻期間中の3号被保険者期間における相手方の厚生年金記録を2分の1ずつ、当事者間で分割することができる制度です。

 

条件は、婚姻期間中に平成20年4月1日以後の国民年金の第3号被保険者期間中の厚生年金記録があること。請求期限(原則、離婚等をした日の翌日から起算して2年以内)を経過していないこと。
 
3号分割制度は、請求さえすれば、当事者間の合意は必要なく、年金(納付記録)が分割(半分)されます。

 

ただし、3号分割制度は、平成20年4月1日以降の期間について分割されますので、平成20年3月31日以前に結婚している場合には、合意分割の方が、メリットがある場合が多いです。

 

○ 合意分割
 平成19年4月1日以後に離婚等をし、以下の条件に該当したときに,婚姻期間中の厚生年金記録を当事者間で分割することができる制度です。

 

条件は、婚姻期間中の厚生年金記録があることや、当事者双方の合意又は裁判手続により按分割合を定めたこと。また、請求期限(原則、離婚等をした日の翌日から起算して2年以内)を経過していないこと。

 

合意がまとまらない場合は、当事者の一方の求めにより、裁判所が按分割合を定めることができます。


3号分割制度との相違点は、当事者双方の合意又は裁判手続により按分割合を定めることが必要になります。

 
年金分割について知りたい方は、先ず情報収集のために、年金事務所宛に「年金分割のための情報提供請求書」を請求しましょう。


50歳以上の方または障害厚生年金を受けている方で希望される方に対しては、年金分割をした場合の 年金見込額が知ることが出来ます。

 

 また、離婚前の夫婦は争っていることが多いので、婚姻中に限って情報通知書の交付には配慮がされており、夫婦の一方からの請求のときは、請求した一方だけにしか交付しません。

 

○ まとめ
 平成20年3月31日以前に結婚している場合は、合意分割の方がメリットがあると言えますね。