人事ばたけ

転職活動経験や人事や労務管理等に関する情報を発信するブログ

転職エージェントの社内選考の事実は、応募者に伝えるべきである。

f:id:asologu:20191219152613j:plain

転職エージェントから紹介してもらった求人情報。当然に転職エージェントからキャリア自体は十分なレベルに到達しているとの判断で紹介してもらっていると思ったいたのに、思うように書類選考に通過しない・・・なんて経験はないでしょうか?

 

理由として考えられるのが、転職エージェントは、企業に直接応募する前に社内選考を実施しています。応募者にとっては納得いかない制度だと思いますが、転職エージェントの言い分は、転職者と企業の双方に価値を提供しなければならないため、大多数の応募者を企業に提出してしまうと、企業側の書類選考の手間が増えてしまい、企業側から転職エージェントを利用している意味がないと思われるからです。

 

つまり、転職エージェント会社は、あくまでもビジネスのため、企業側に他社よりもいい人材が集まる転職エージェントと認識してもらうために、社内選考を実施して、書類選考を通過する可能性が高い人材を紹介しているわけです。

 

では、社内選考で通過できなかった応募者には、どのような通知をしているのでしょうか。正直に社内選考に通過しなかったため?いえ、あくまでも、書類選考に通過しなかったと伝えます。(すべてのエージェントがそのようにしているかは定かではないですが)

 

応募者にとっては企業側に書類が届くまでもなく、転職エージェントの社内選考という大きな壁にぶつかります。転職エージェントの社内選考通過率は応募者によってもちろん異なりますが、大凡2割〜3割位だと思われます。

 

個人的な意見ですが、この社内選考制度は全く理解ができないと思っております。なぜか?あくまでも、応募者と転職エージェントは対等な立場なわけで、社内選考という事実を伝えないまま、企業側の書類選考に通過しなかったと伝えるのはフェアではないと思っています。応募者は、企業側の書類選考に通過しなかったと思っていますし、なかなか書類選考に通過しないのですから、心が折れるものです。

 

私自身も某大手転職エージェントを利用して転職活動をしていた時期があったのですが、本当に書類選考通過率が悪く、心が折れた苦い記憶があります。もちろん、転職エージェントの社内選考に通過しなかった事実は変わりないのですが、本当のことを言っていただけるだけで、気持ちの持ちようも変わるかもしれません。

 

また、某大手転職エージェントは求人数が圧倒的に多いがうたい文句になっています。求人数が多いことは確かに選定する企業数が多くなり、メリットかも知れませんが、その分ライバルも多くなります。特に、転職エージェントに登録者が多い分、人気企業に応募者が殺到する可能性が高いので、社内選考の通過が非常に難しくなります。結果、『社内選考に落ちる⇒別の企業に応募⇒社内選考に落ちる』の繰り返しとなり、本来、希望していた応募条件より悪くなる企業に応募を進められることになるかもしれません。

 

転職エージェントはあくまでもビジネスで人材を紹介していますので、応募者には見えないことも沢山あります。対策として、転職エージェントを複数利用するなどの応募者側の対応も必要だと思います。私自身は、転職エージェントを利用する場合、社内選考の有無を必ず確認していました。また、私が利用した転職エージェントは、応募者の適正をしっかりと確認し、この応募者なら企業に紹介しても良いという前提で求人を紹介してくれました。この転職エージェントに巡り合えてから、本当に書類選考率が大幅にアップしました。

 

複数の転職エージェントを利用していると、例えば、希望企業にA転職エージェントとB転職エージェント両方から応募した場合、一方が書類選考で落ちて、一方は書類選考通過なんてことがあります。企業側も複数の転職エージェントを利用する場合があるので、A転職エージェントは社内選考で落ち、一方、B転職エージェントは企業に書類を提出してもらえ、書類選考通過となるわけです。(私自身も同様のケースを経験済)

 

 大手転職エージェントを利用することを否定するわけではございませんが、違う転職エージェントも登録することによって、転職成功率がアップする可能性があります。

 

また、複数転職エージェントを利用する場合、過去に応募希望企業に応募したことはないですか?なんて聞かれることがあると思います。社内選考の有無を知らなかった場合、過去に書類選考に落ちたと思い、応募済ですと答えると思います。でも、実は、社内選考で落ちただけで、企業には応募が通っていない場合がありますので、登録エージェントに確認することをお勧めします。

 

最後に

これまでの記事はあくまでの私の経験則から書いたものでありますので、その点はご了承下さい。