人事ばたけ

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死ぬよりも怖い『生存リスク』について

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生命保険を加入するときに、世帯主の方に万が一のことがあった場合、残された遺族のために加入する『死亡保険』も大切ではありますが、長生きリスクの備えも重要です。下記の数字を見てください。

  • 男性89.5% 
  • 女性94.5%

上記の数字は、平成30年度簡易生命表による65歳の生存率になります。つまり、65歳までに死亡する割合が、男性が約10%で女性が約5%になります。保険外交員は、「死亡リスクに備えて死亡保障が充実した商品にしましょう」と死亡保障が充実した商品を紹介してくることもあります。本当にそうでしょうか?

 

私自身は、『長生きリスク』のほうが『死亡リスク』より重要だと思っています。死ぬリスクより長生きリスクの方が現実的であり、かつリスクも高いです。

 

例えば、死亡保障の生命保険を22歳から60歳まで掛け捨てで加入したとします。わかりやすく毎月1万円で試算した場合、約4,500,000円も支払うことになります。このうち、死亡保険金を受け取れる遺族は『10%又は5%』です。しかも、平均寿命は年々増加しています。

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上記の表を確認して下さい。内閣府では、2060年に女性の平均寿命が90歳を超えることを予想しています。

 

このように、掛け捨ての安心料を支払うより、現実的に起こり得る生存リスクに支払ったほうが、本当のリスクヘッジになるのではないでしょうか。もちろん、死亡保険を加入することを否定するわけではなく、公的保障などをトータル的に考えて、無駄な保険料を減らすことが重要になります。

 

また、生命保険の加入を検討する時は、月々の支払い額も重要ですが、トータルの支払い予定額から検討することも必要です。

さいごに

生命保険は生きていく上でのあらゆるリスクについて備えることができます。ただし、一方のリスクに偏った生命保険の加入は危険です。生命保険の加入基準は何を重視するのかが重要ですし、家族構成やライフプランによって異なります。この機会に生命保険の加入状況を見直してみてはいかがでしょうか。